今大会、イタリア戦が出だしの重要な戦いとなる。そして後半は、すべて重要な試合になってくるだろう。感覚で物を言うのは好きではないが、我々に(北京行きが)決定する瞬間が訪れる予感がしており、また(そこまでの)結果を出さなければならない。

 終盤で対戦するアルゼンチン戦は、北京オリンピック出場権を獲得できるか否かが見えてくる大切な一戦になる。アルゼンチンには世界選手権(2006年)やワールドカップ(2007年)では勝利しているので、相性という意味も含めて、アルゼンチン戦が北京行きの切符がかかる試合になるのではないかと考えている。

またアジア枠を争う非常に重要な戦いとなるのは韓国戦。自分が選手だった頃、韓国に負けると次の日の練習が厳しくなり、逆に韓国が負けると、韓国も厳しい練習をしていた。今の韓国の監督とは、自分が選手時代しのぎを削った仲間。しかし、日本にだけは絶対に負けたくないというのが韓国であり、韓国にだけは絶対負けたくないというのが日本であると思う。自分が監督になってから、まだ韓国戦で負けていない。今回の世界最終予選でも必ず勝ちたい。

家庭婦人から小学生まで幅広い年齢層の方が親しみ、愛好しているスポーツがバレーボール。自分自身も選手時代に言われ、今選手に伝えていることは、そのすべての方々の夢を背負って自分たちはコートに立っているということ。その自覚を胸に日本中が感動するようなバレーをして、北京オリンピックの出場権を掴み取りたい。

ご声援をよろしくお願いいたします。