
「FIVB北京オリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選」、第2戦の対戦相手は、2004年のアテネオリンピック世界最終予選以来の対戦となるプエルトリコ。本日の勝利により2003年2月11日に発足した柳本晶一監督率いる全日本女子チームは、通算100勝目をあげ、記念すべき勝利を飾った。
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第1セット、前半から1点を奪い合う展開。プエルトリコの3枚ブロックと粘り強いレシーブに攻撃を阻まれ思うようなリズムで試合が展開できない日本。しかし、高橋みゆき、杉山祥子の速い攻撃でプエルトリコのブロックをかく乱し得点し、プエルトリコに大きなリードを許さない。16-16の同点の場面から、杉山の速攻、木村沙織のスパイクが連続して決まり日本は16-19と一歩リード。プエルトリコはエース、クルス,アウレアを中心に高さとパワーのスパイクで反撃を試みたものの、終盤にミスが目立ち、最後は日本のブロックがプエルトリコの攻撃を封じ、25-20で第1セットを先取した。
第2セット、スパイカーをバランスよく使い分け多彩な攻撃で積極的に攻める日本は、第1セット中盤まで苦しめられたプエルトリコのブロックをかわし、8-4とスタートダッシュに成功した。中盤も日本優勢のまま試合は進んだが、両チームともにサーブミスが多くテンポの悪い展開。しかし、終盤はエース栗原がフェイントと強打を巧みに打ち分け、プエルトリコ布陣を揺さぶり得点し、23-18。最後はプエルトリコにタッチネットのミスが出て、25-18で第2セットを連取した。
第3セット、再び集中力の蘇ったプエルトリコは強気のサーブとスパイクで思い切りの良いプレーで得点。日本は4-8とリードを奪われた。しかし、冷静さを失わない日本は栗原のフェイントや木村の高速バックアタックなどで連続得点、10-11と1点差まで詰め寄った。しかし、本日好調のエース、クルスのブロック、スパイクが立て続けに決まり、再び点差を広げられた日本。12-19と窮地に立たされた。流れを変えたい日本は、高橋に代え狩野美雪を投入したものの、時すでに遅し。17-25で第3セットを奪われた。
両者一歩も譲らないシーソーゲームとなった第4セット。日本は奮起したエース高橋が打てば決まるという頼もしい活躍。対するプエルトリコもエース、クルスが貫禄のスパイクで応戦。一進一退の攻防が続き、16-14、わずかな日本リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしその後再び同点に並ばれた日本。振り出しに戻った試合は終盤まで息を呑む展開が続き、デュースにもつれ込んだ。しかし、最後は栗原、荒木が気迫のスパイクを相手コートに叩き込み、26-24。セットカウント3-1で柳本監督率いる全日本女子チームは記念すべき100勝目をあげた。
柳本監督
監督就任100勝目について
「意識はしていなかったが、就任した当時から100勝まで来ると思っていなかった。就任当時はアテネオリンピックに出ることを目標としていた。一つの節目ではあると思う。」
竹下選手
「一勝できたのは良かったが、一点の重みを痛感し、勝つ厳しさを実感した。また次の試合に向けて、チーム一丸となって頑張りたい。」
高橋選手
杉山選手
栗原選手