「北京オリンピック世界最終予選」第3戦

「FIVB北京オリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選」第3戦の対戦相手は、V・プレミアリーグで得点王に輝いたパブロワ,エレーナ選手を攻撃の軸とするカザフスタン。日本は粘り強いプレーでカザフスタンを圧倒し、3-0で3戦目を白星で飾った。

対戦チーム セット
カウント
1 2 3 4 5
日本 (3勝0敗) 3 25 33 25 - -
カザフスタン (0勝3敗) 0 21 31 21 - -
日本チームのスターティングメンバー(第1セットのみ)

高橋

木村

杉山

荒木

栗原

竹下

リベロ: 佐野

 

 第1セット、立ち上がりからカザフスタンのバックスパイクを織り交ぜた攻撃に翻弄された日本は、2-5とリードを許した。その後、荒木絵里香のブロック、スパイクでリズムを掴み同点に並んだ日本だったが、その後サーブレシーブの不安定さから速い攻撃を組み立てられず、カザフスタンを引き離すことができない。中盤、ミスの目立ち始めたカザフスタンに対し、日本は荒木、杉山祥子のセンター陣を中心に得点。21-16とリードを奪った。しかしそこから4連続失点し、21-20まで点差を詰められたが、カザフスタンの反撃はここまで。最後は杉山がきっちりと速攻を決め、25-21で第1セットを先取した。

 第2セット、両者点差の開かないまま迎えた試合終盤。22-23の日本が1点後を追う場面で、木村沙織が痛恨のサーブミス。22-24でカザフスタンにセットポイントを握られ、試合はこれまでかと思われた。しかしそこからエース栗原恵が強気のスパイクを決め、カザフスタンがスパイクをミス。24-24で試合はデュースにもつれこんだ。日本はエース栗原に全てを託しトスを集め、対するカザフスタンも一歩も譲らない。息を呑む激しいラリーは続き32-31。日本のセットポイントのかかったこの場面でカザフスタンがタッチネットの反則を取られ、33-31。日本は長い激闘を制し、第2セットを連取した。

 第3セット、立ち上がりから1点を奪い合う激しい打ち合いとなった。8-8から高橋みゆきのスパイクが立て続けに決まり、4連続得点。12-8とリードを奪った。しかしその後エースパブロワの強打が炸裂、日本にもミスが出て15-15と再び同点に追いつかれた。しかし後半、杉山が本日スパイクで22得点を上げた好調のエース、パブロワのスパイクをブロック。勢いに乗った日本はカザフスタンの追随を許さず、最後は木村のスパイクで締め、25-21、セットカウント3-0でカザフスタンに勝利した。

FIVB公式試合記録(英語)


監督コメント

「試合前のカザフスタンチームの状態、特にパブロワ選手が良い状態だと感じていたので、気持ちを引き締めないと厳しい試合になると思った。パブロワ選手は最後まで崩れなかったので、彼女が前衛にいる時はイーブンな状態で戦い、彼女がバックに下がった時がチャンスだと感じた。今日はチームとしてよく粘れたと思う。勝負どころでブロック、スパイクが決まり、それぞれが良い仕事が出来たので、このような結果につながった。全員で攻める気持ちになってくれていた。」