「北京オリンピック世界最終予選」第3戦

「FIVB北京オリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選」男子日本大会、第3戦の対戦相手は永遠のライバル韓国。日本は、セットカウント3-1で見事韓国に勝利し、2勝目を飾った。

対戦チーム セット
カウント
1 2 3 4 5
日本 2勝1敗 3 25 21 25 25 -
韓国 3敗 1 21 25 23 19 -
日本チームのスターティングメンバー(第1セットのみ)

山本

松本

越川

石島

山村

宇佐美

リベロ: 津曲

 

 第1セット、立ち上がりから両者一歩も譲らず1点を奪い合う展開。両チームとも粘り強くレシーブをつなぎ、互角の戦いが続いた。日本はセンターを積極的に使い得点を重ね、対する韓国は若きエース、ムン,ソンミンの強烈なジャンプサーブなどで反撃。15-14の場面からムンのスパイクを日本が2本連続でブロックに成功、17-14と日本は韓国をリードした。ここから流れに乗った日本は、山本隆弘、石島雄介を中心に怒涛の攻撃。20-15と一気に韓国を引き離した。終盤、声を出し自らを鼓舞してチームを盛り上げようとした韓国だったが、肝心な場面でミスが出て、25-21で日本が第1セットを先取した。

 第2セット、立ち上がりから激しい打ち合いとなった。韓国はセンターの速攻を軸に攻撃を組み立て、対する日本はレフト・ライトを軸としたサイドを中心に攻撃。序盤日本は6-8と韓国にわずかにリードを許した。その後、韓国はフェイントを織り交ぜた攻撃で日本布陣を前後に揺さぶり得点。日本はサーブレシーブがセッターに返らず、リズムが崩れ9-14、点差を広げられた。流れを変えたい日本はセッターを宇佐美大輔に代え朝長孝介を投入。その後も、エース、ムンの勢いがなかなか止められず苦戦を強いられた日本。しかし粘る日本はコート外まではじいたボールを越川優がつなぎ、長いラリーの末、石島に代わって入った荻野正二が決めるなど、3連続得点に成功。16-18と点差を詰めた。しかし、その後連続得点のチャンスを掴めなかった日本は、韓国に逆転することができず21-25で第2セットを奪われた。

 引き続きセッターに朝長を起用して始まった第3セット。越川のサーブで韓国布陣を崩し、単調になった攻撃をブロックにかける思い通りの展開。日本は3連続得点に成功し、好調なスタートを切った。その後韓国はムンにボールを集め得点し、日本は越川・石島が強気で攻め得点。若いエース同士の意地のぶつかり合いとなった。16-14から日本は松本慶彦、山本が連続でスパイクミス。16-16で韓国に並ばれた。しかし、セッター朝長の、センターやバックスパイクを織り交ぜた多彩なトスワークが冴え、21-18と再びリードを奪った日本。終盤、韓国のイ,ギョンスのスパイクが決まり、点差を詰められた場面があったものの、最後は越川がきっちりと締め、25-23で第3セットを奪い返した。

 再び激しい点の奪い合いとなった第4セット。本日調子の上がらない山本に代え、清水邦広を投入した日本。清水の投入で流れに乗った日本はブロックポイントなどで4連続得点に成功、12-7と大きく韓国を引き離した。その後も清水や石島の強打が決まり更に得点を重ね16-10。完全に日本のリズムで試合は進んだ。後のない韓国は必死に反撃を試みたが、日本のブロックに立て続けに攻撃を阻まれ、重ねてサーブミスも目立ち非常に苦しい展開。そのまま試合は終盤を迎え、最後は清水の強打が決まり25-19、セットカウント3-1で日本は韓国に勝利し、2勝目を飾った。

FIVB公式試合記録(英語)


監督コメント

「今日のゲームは日韓戦ということもあり、序盤から中盤にかけて非常に難しいと思った。どことやっても勝つには強い精神力、ディフェンス力を固める必要がある。今日はブロックとディフェンスが機能した。途中交代した朝長が良いトスワークを見せ、清水が最後決めたということはチームにとってプラス。あと全て勝たないとオリンピックの出場権が取れないので、気持ちを切り替えて明日からも頑張りたい。」