北京オリンピック世界最終予選では男女大会を通じ大変なご声援をいただき、誠にありがとうございました。全日本男女チームが接戦を制し勝ち進むことができたのは、連日会場に足を運んでいただいた皆様の大声援というお力添えがあったからこそ。改めて心からの感謝を申し上げます。
皆様の温かいご声援に支えられ、全日本男女チームは16年振りに揃ってオリンピックの出場権を獲得することができました。ここに至るまでの全日本男女チームの1400日に及ぶ鍛錬は尊敬すべきものです。しかし、オリンピックに出場することが全日本男女チームの最終目標ではありません。出場権を獲得したこの日をスタートに、本当の戦いが始まります。オリンピックのコートに忘れてきたもの-メダル-を取り返しに行ってほしい、それが全てのバレーボールファンの切なる願いです。両監督には「渾身慈悲-情-」と「渾身無慈悲-理-」を使い分け、常に客観的な視点を持ちながらチームを牽引し、オリンピックという大舞台に挑んでほしいと思っております。
オリンピックでメダルを獲得することを、大輪の花を咲かすことに例えるならば、太陽、酸素、水、根、幹、葉、全てのエネルギーが集約されて今一つの花が咲き始めようとしているのではないでしょうか。16年という長い歳月の間、土の下でしっかりと根を張ってやっと今、つぼみが咲きかけています。
大輪の花を咲かすためにはファンの皆様のご声援、エネルギー、パワーが必要不可欠です。今後とも全日本男女チームへの温かい応援をよろしくお願いいたします。
2008年6月11日
財団法人日本バレーボール協会
会長 立木 正夫